Climate Change affects everything
Posted on 01. Oct, 2009 by Eri Aoki in Japan

私達はどこでも簡単に食べ物を手に入れることができるけど・・・(ある日の昼食)
直接交渉のことではないけど、トラッカーズで気候変動が飢餓のリスクを増加させるということ、気候変動と食糧問題のつながり、それがなぜ必要なのかといったことを話したりしました。
食糧問題には2つの大きな問題があり、1つが生産量の問題、もう1つが、食糧へのアクセスの問題であり、気候変動、たとえば洪水などがおこると耕作地が全てだめになる、脆弱な地域、弱い立場の人々がより食糧を得にくくなる。現在すでに起こっている大きな問題がさらにひどくなるということ。そして、そのような食糧問題を解決することは適応の中の大きな軸であり、適応策はもっと食糧問題に注目しなければいけない。
解決策、現在実施している対策の一部としては現地での生産者、住民に対しての教育・育成、食糧生産システムのサポートなどまだまだ多くが必要であり、それには社会システム自体の変換、そして大きな資金が必要だそうだ。現代人がより肉を求めるようになるとその肉を育てるために穀物がさらに多く必要になる、人口爆発もある。気候変動も大事だけどさらにその前に、貧困、食糧という途上国にとっては死活の問題がある。気候変動問題は、同時にそのような点にも目を向け、それらの関連する問題を組み込むこと、資金を用意することもしなければいけない。
と、こんな話。日本もよくCo-benefitな対策ということを述べています(一石二鳥ってことですね。)。4日目の夜もこちらではJAICAが後発開発途上国(LDCs)でのCDMに関するイベントを行うようです。6月のボンでも日本からはそのようなブースがだされていました。私も大学で水に関する発展途上国支援についていくつか授業をうけました。現地のニーズ、そして援助する側の考え、複雑にからみあう問題のなかで何が重要なのか、一時的なごまかしではなく、本当に現地を援助することになっているのか・・・それらをつかむことは並大抵のことではありませんが、今後の世界にとって間違いなく欠くことのできない事柄です。
気候変動では、(少なくとも私が日本で得ていた少ない情報、日本人の感覚では)、途上国支援がODAのすり替えになるのではないかとか、途上国での行動が先進国国内での緩和策を減らすための方便なのではないか、お金をだすことだけになってよくないのではないかといった受け取られ方をすることが多く、途上国援助、途上国での適応ということに十分な注目が集まっていないと感じます。
気候変動は、ただ、地球があったかくなって、氷がとけて、しろくまさんが住めなくなっちゃうよー。っていうだけの単純な問題じゃありません。私達人類の生活全てに関わる、私達の未来の問題です。国内のことだけではなく、そんな広い視野と多様な視点をもつことができるようになりたいし、そんな人がもっと増えるといいなと思っています。





